追いかけっこ大好き!(1歳児クラス)

♪あ~ぶくたった~ にえたった~ 煮えたかどうだか食べてみよ~♪
昔から子ども達の間で楽しまれている集団遊びの一つです。この遊びは幅広い年齢で楽しめる遊びです。

先日、1歳児クラスで楽しみました。
初めの部分はまだ難しいので、後半の「トントントン」「なんの音?」のところから始めます。
保育者が「始めるよ」と言うこともなく、突然「トントントン、なんの音?」と言い始めました。

途端に子どもは目がキラキラ!
(まだセリフを分けて言うことはできないので、保育者が全て言いながら進めていきます。)


「風の音」「あ~よかった」と続き、もう一度「トントントン、なんの音?」と保育者。
「おばけの音~!!逃げないと食べちゃうぞ~~~!!」とおばけの真似をすると・・・

「キャ~!」と子ども達は逃げていき追いかけっこが始まります。

さて、もう一度・・・

何度も何度も「もう一回」とリクエストが続きます。
「あ~よかった」とホッとする場面と「キャ~」と逃げる場面があることが、子どもにとってドキドキワクワクして面白いと感じる部分なのだと思います。

何度か楽しむうちに、今度は一人の子が「トントントン」と言い始めました。保育者と役割交代です。

1歳児の子ども達が好きなのは何と言っても”追いかける”こと。なので、子どもが「トントントン」と追いかけ役のセリフを言うと「あ~よかった」のセリフにはつながらず、「なんの音?」と尋ねるとすかさず「おばけの音~」です。
だから、休憩する間もなく常に逃げていなくてはいけないのでかなり体力を使います(笑)

年齢を重ねていくうちに正式な遊び方が楽しめるようになっていき、『あぶくたった』は、5歳児クラスでも楽しめます。
これだけの幅広い年齢で楽しめる集団遊びは数少ないように思います。

今日も子ども達は元気に走り回っています。