ちょうちょさん、バイバイ(1歳児クラスエピソード)

春と秋はアゲハ蝶たちが保育園や近隣にあるみかんの樹にたくさん卵を産みつけます。
幼虫はとっても食欲旺盛で、みかんの葉っぱをモリモリと食べてどんどん大きくなります。
飼育ケースに入れて観察できるようにすると、始めは黒かった幼虫が、大きくなるにつれ緑に色が変わり、子ども達は興味津々です。
ある日、さなぎからちょうちょが出てきました。
それを見つけた1歳児クラスの子ども達が「ちょうちょ!」「ぱたぱた!」といっぱいお話していました。
ちょうど天気も良かったので、「お空にとんでいけ~ってしようか」と、保育者と子ども達でちょうちょを空にはばたかせることに・・・。

指に乗せて、はばたいていくかな~…と思いきや、なかなか飛ぼうとしないちょうちょさん。
みんなとのお別れが寂しいのかな…。

その後、近くのアサガオのところに飛んでいきました。
以前から、絵本『はらぺこあおむし』(偕成社、エリック・カール作)をよく見ていています。
今回は、幼虫が大きくなっていく様子、さなぎになって眠っているところ、ちょうちょになって飛び立ったところ、と絵本の物語と実体験がつながる一場面でした。ちょうちょにバイバイをした後に、この絵本を読むと「ちょうちょ、バイバイした」「ちょうちょ、ヒラヒラ~」と自分の知っている言葉を使って一生懸命保育者に伝えようとする姿が見られています。
子ども達の心にしっかりと刻まれたのではないでしょうか。

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