夏まつりの準備が進んでいます!
園内行事ですが、毎年行っている「夏まつり」の準備が着々と進んでいます。
準備をしているのは年長さん達です。
しおみが丘保育園では、年長さんに夏まつりのお店(出店)を作ってもらい、0歳~4歳児クラスのお友達がお店に遊びに行くという内容で夏まつり行事を楽しみます。夏まつり当日、店員さんをするのも準備した年長さん達です。
(年長さん同士でもお店屋さん役とお客さん役に分かれて夏まつりを楽しみます。)
”今年はどんなお店にしようか?”と子ども達が話し合い、食べ物屋さんやゲームができる出店を準備することに決ままりました。(食べ物屋さんも本物ではなく、ごっこ遊びのお店です。)
今回は、夏まつり準備の話し合いの一つ『支払い』についてお話したいと思います。
保育園でのごっこ遊びでお店屋さんというと、やはり大人がイメージするのは『お財布やお金』ではないでしょうか…。でも、子ども達の発想は違いました。
子ども達から出てきたのは『電子決済』
もう、子ども達にとってはスマホやウォッチによる電子決済が当たり前なんですよね。
確かに、今この文章を打っている私も買い物は電子決済ばかり。
電子決済が日常の子ども達にお金を使うごっこ遊びを提案する方が逆に不自然ですし、よくよく考えたらそれは日常再現である「ごっこ遊び」ではなくなってしまいますよね。
”電子決済に必要なものはスマートフォン(のようなもの)”ということで、子ども達はこれから幼児クラスの子ども達分の機器を用意します。(乳児クラスのお友達はまだ難しいので、遊びに来てもらうだけでOKです。)
では、材料の一部をご紹介・・・。これが、どんな風に変身するのか、楽しみです。

この段ボールがお店で品物をやり取りする時に必要な道具に返信します。
保育者としては、(社会経験の一つとして)遊びの中でお金のやり取りの経験もさせたいのになぁ…と思うところ…。そんな簡単に支払いが終わってしまっていいのだろうか…と。
でも、これも発想の転換一つで別の方向の興味付けにつなげられるもの。
街の中にたくさんある『マーク』に目を向けてみると、電子決済に関連する様々なマークがありますよね。
「スマートフォンをかざす機器のマークにはどんなものがあるのかな?」
「なんで、マークがあるのかな?」
など、お金にこだわらなくても身近なものへの興味が広がるようなやりとりもできるなぁ~、と思っているところです。
ちなみに・・・電子決済の時に出る【音♪】は役割の一つとして子ども達の生の声で「♪♪♪」と言うそうです(笑)。