夏本番!スイカ割り!!(幼児クラスエピソード)
今週は、幼児クラスのお楽しみ会「スイカ割り」がありました。
大人は「スイカ割り」と聞いて「あ~夏だね~」と季節の風物詩を想像するのでしょうが、子ども(特に初めてスイカ割りを体験する年少クラス)は「スイカ割り」と聞いても何をするのか分からないみたいです。
(年中・年長クラスは去年もやっているので覚えています。)
そこで、年少さんたちは一つ上の年中さんがやっている時に見学をさせてもらいました。
スイカ割りはクラスごとに開催しています。
それでは、各クラスの様子をお伝えしたいと思います。
年齢に応じて楽しみ方(やり方)を担任が考えています。
スイカを割る棒は、プラスチック製の野球バットを使っています。
1日目 年長クラス(5歳児)
年長クラスは、スイカを中心に円形に座り、そこからスイカに向かって歩いていきます。
そして、自分の帽子で目隠しをして周りで見ている友達の声を頼りに進みます。
目隠しをしているので、スイカに当たる時もあれば空振りしてしまうことも・・・。
当たると、すかさず確認です。
0歳児クラスのお友達も見に来ました。
”お兄さんお姉さんは何をしているんだろう?”
と興味津々です。
全員に回りましたが、1巡だけでは割れず、2巡してようやく割れました。
割れたスイカは、きれいに分けて、みんなでぺろりと平らげました。
2日目 年中クラス
年中クラスは、目隠しをして友達の声を聞きながら歩くのはまだ少し難しいので、目隠しはせずに進みます。
スイカという対象物めがけて思い切り振り下ろすことを楽しみます。
「よ~し、僕(私)が割るぞ~」とやる気いっぱいで臨みます。
全身をうまく動かせるようになってきて、力の入れ方や降り下ろし方が様になっています。
年中さんは、1巡で見事に割ることができました。
去年は、自分たちの力で割ることができなかったのですが、そのことを覚えている子もいました。
子どもが自分の成長を感じられた瞬間ですね。
全部終わってから、担任が子ども達に感想を聞いてみたところ、こんな言葉が聞かれました。
3日目 年少クラス
最後は年少クラスのスイカ割りです。
前日に年中クラスの様子を見学していたので、イメージはバッチリです。
まずは、「今からみんなが割るスイカは、このまん丸のスイカだよ~」と子どもたちにスイカを見せて回ります。
子ども達の期待とワクワクが高まります。
年少クラスの子ども達には”生まれて初めてのスイカ割り”の子が多数。
初体験をみんなで楽しみます。
スイカの近くまで歩いて行って、ねらいを定めて・・・
見ている子たちも「頑張れ!頑張れ!」と手を叩いて応援します。
でも、やっぱり3歳児の子どもの力では割ることは難しいみたいです。
最後は担任も加わり、見事に割れました。
「スイカに当たったよ。でも割れなかった~」
と言いながらも笑顔、楽しい体験となったみたいです。
みんなで一つの大きなスイカを分け合い、「おいしいね~」と嬉しそうに真っ赤なスイカをほおばっていました。
今年のスイカは、品種改良されて種まで食べられるとうたわれていたスイカでした。
「このスイカは特別なスイカで、種まで食べられるんだって」と子どもたちに伝えると、「本当だ!種まで食べられる!」と普段はペッと出す種ですが、気にせずに、気にするどころか”いつもとは違う特別な種”というような様子で食べる子ども達でした。