盛夏~夏の続き(乳児クラスエピソード)
今年は熱中症厳重警戒の予報が続く夏でした。
保育園に通う小さな子ども達にとっては体調管理と生活のバランスがとても難しい時期です。
そんな中ですが、やはり夏と言えば「水遊び」でしょう。
水の冷たさ、気持ちよさ、不思議さを楽しんだ子ども達の様子をお伝えします。
0歳児クラス
テラスにブルーシートを敷いて、タライの水をパシャパシャ!
すくったり、さわったり・・・興味津々です。
まだ座れない子も・・・
シートにできた水たまりをジーっと見ています。
見るものすべてが「何だろうこれ?」の連続です。
保育者特製のスポンジ玩具も使って遊びました。
ギューッとにぎると、水がボタボタボタ~。
顔にかかっても笑顔。
保育者の真似をして自分でも水に浸して遊んでいました。
1歳児クラス
1歳児クラスの今日のアイテムは「水風船」!
上からドボンとタライに落としてみたり、手でフニフニと握ってみたり、つまんでブラ~ンと揺らしてみたり、思い思いの楽しむ様子が見られました。
握ったら、小さくできた穴から水が「ピュ~!!!」
『自分の操作で変化が起きる!』
遊びを楽しむうえでとっても大切な要素です。
2歳児クラス
2歳児クラスのある日は、「絵具遊びと氷遊び」
「〇色と〇色をまぜてみたら・・・違う色になった!」
言葉で伝えられるようになってきたので、大発見を伝えます。
そうすると、それを聞いた子も真似してやってみる・・・すると自分も違った色が!
「見てみて~」と友達とも保育者とも楽しさや嬉しさ、不思議さを共有できるようになりました。
0歳や1歳とはまた違った楽しみ方です。
氷遊びもしました。
ず~っと持っていると、その指がだんだんとジンジンジン・・・。
冷たいやらちょっと痛いやら、いろんな感覚を得ます。
大きい氷は、重たさも感じるかもしれませんね。
水が固まった!
持っているとポタポタと溶けていく!
溶けたら下に水たまりができている!
大人にとっては当たり前のことかもしれませんが、子ども達にとっては大発見!
終わった後は、「楽しかったね」「またやりたいね」という子どもたちの声がきかれました。
以上が乳児クラスそれぞれの様子です。
どのクラスでも、保育者はこれらのことを「学んでほしい」と教え込むために行ってはいません。
でも、「え~不思議!」「面白~い!」・・・このような興味や関心を引き出してあげたい、この”興味や関心こそが子ども達の生活を豊かにするもの”と考え、様々な楽しみ方を計画しています。
この様子は8月中の様子でしたが、今年は9月に入っても外では遊べないほどの残暑・・・。
水着でプールこそしていないものの、今月もまだまだテラスでの水遊びは続いています。
早く暑さがおさまってくれないかなぁ~と願う毎日です。