水遊び(1歳児クラスのエピソード)

 8月の晴れた日、1歳児クラスでは保育室の前にあるウッドテラスで水遊びをしました。

タライに水を入れて遊べるようにしています。タライの中の水をバチャバチャと触ったり、ホースから出ている水を触りに行ったりと、顔に水しぶきがかかってもへっちゃらです。保育者や友達と”楽しいね”と顔を見合わせて笑顔になっていました。

でも、このような姿は初めからではありませんでした。保育者は、初めからこのような姿になることを想像していたのですが、実際水遊びが始まってすぐの頃は ”じっくりと” ”黙々と集中して”水と向き合う姿が多かったのです。

水遊びの玩具

 

 

 

 

 

 

 水遊び用の玩具を使って水をすくったり流したり、スコップや手でタライの中の水をグルグルと回して水流をつくり、そこに人形を入れて回る様子をじっと見つめる姿、スポンジ製の魚の玩具に水をつけ窓にペタッと押し当ててみると、くっつくことが分かり何度も試す子、テラスのまだ濡れていない所へ水を垂らしてポタポタと流れていく様子を見ている子…

「あ!くっついた!」

 

 

 

 

 

 

 水に触れる中で『なぜだろう?』『面白い』『もう一度やってみよう』など、色々と考えたり試したりする姿があり、まるで小さな科学者のようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 最近は秋雨前線の影響か、不安定な天気が多いのですが、天気のいい日はまだまだ暑いので、水遊びが楽しめるといいなと思っています。